良い天気に誘われ散歩がてら買い物に出かけた時のことです。
歩道のある道を歩いていると、10mほど前の脇道から、すごいスピードで冬休み中の小学生高学年位の女の子が飛び出してきて、そのまま走り去っていきました。
脇道と言っても住宅の私道で、カーブミラーもなく家の影になって見通しも悪いところです。
そこを何の躊躇もなく、一旦停止なし確認なしという、度胸のある運転でした。
最悪の事態を考えれば、10秒ほど早く私が通りかかればちょうど出会い頭に衝突、あるいは接触、私も相当痛い思いをしたでしょうが、子供は自転車が転倒、投げ出されて車道に倒れ込めば最悪の場合、通りかかった車に轢かれるところでした。
さらに、その道は郵便局も近く老人の歩行者や自転車も通ることがあるところです。
ぶつかるのがそういった人であれば被害も大きいことが予測できます。
まあ、その子はこういったことに何の疑問もなく成長し(運良く事故にも遭わなければ)これから10年ばかりすると自動車の運転を始めて、相変わらず危険運転をしていくのでしょう。
数日前の学校の終業式では、年末年始も交通安全に気をつけて元気で始業式を迎えましょうと先生に言われてきたはずです。
それが被害者となるだけでなく、加害者にもなりかねない行為をしてしまう。
やりきれない思いを感じてしまいます。