爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

腐臭ふんぷん 国有地を安倍総理知人の学校に格安払い下げ

「腐臭ふんぷん」と入力したら「もしかして悪臭ふんぷん?」とネットにたしなめられてしまいました。そんな言葉はないのか。

 

さて、それはともかく、腐った臭いとしか言いようがない事件が起きています。

 

www.jiji.com

どうやら安倍首相と親しい代表の学校法人が開校する予定の私立小学校用地として、国有地を格安に取得していたということです。

鑑定評価額から地中のゴミの撤去費用を引いたためで、適正だと称しているようですが、どうでしょうか。

 

安倍首相自身はこの件についてはまったく関与しておらず、「もしも関係していたら国会議員も首相も辞める」と言っているということですから、それは確かなのでしょう。

 

しかし、問題なのは自分自身が知らなくてもこういった独裁者(というにはまだまだですが)の周囲にはそれに迎合し、競って意に沿う行動を取り歓心を買おうとする取り巻きがどんどんと寄ってくるということです。

 

韓国の朴槿恵大統領も、それを野放しにしていたために自らも墓穴を掘りました。

(それにしても、韓国の権力者追求の執念は凄まじいものです。うらやましく感じつつも恐ろしくなります)

北朝鮮の暗殺事件もどうも明確な独裁者の指示によるのではなく、取巻き連中の忠誠心披露競争のように見えます。

 

我が安倍首相も、独裁者というには当たりそうもありませんが、プチ独裁者としてすでに知人や官僚等の迎合者に取り巻かれているのでしょう。

 

もしも自らは無関係というのならば、このような状況は自身が厳しく追求し、もしも不正があったとしたら関係者を処罰するというような対応をしていかなければ、ますます権力周辺の不正構造が増強するばかりでしょう。

 

そうでなければ、朴槿恵金正恩と同じような末期を迎えるばかりです。