爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「行列ができる」のは店の価値なのか。

暇に任せてテレビを見ていると飲食店の紹介をやっている番組が目につきますが、そこで頻繁に出てくるのが「客が行列」

まるでそれが店の料理の良さを示すかのような扱いで「開店前から数十人」などと紹介されています。

どんな人が並んでいるのか不思議ですが、平日の昼間であっても老人や学生ばかりというわけではないようで、何をしている人か知りませんが現役世代に見える人が多いように見えます。

 

しかし私にとってはどうも違和感ばかりで、そもそも自分はできるだけ待たされる店は避ける方です。

少しくらい味が落ちようがすぐに食べられる方がありがたい。

まあ銀行や病院で待たされるのは仕方ないと思い、長時間必至の場合は本を持っていくなどの対策はしますが。

それでも飲食店の行列に好きこのんで加わることはありません。

 

そもそもなぜ行列ができるのか。

飲食店でも店で食べる場合は席数や料理供給力が訪れる客数に釣り合っていないということでしょう。

それは店の商売のデザインとも関わり、この程度と決めているところに客が押し寄せれば待たせるのも仕方ないとなります。

購入して持ち帰りの店なら、商品の供給数、レジの能力次第ですが、これも商売の方針次第ということです。

いずれも「行列やむなし」あるいは「行列ができるのを狙って」いるのはほぼ確実でしょう。

 

そういった店の意識も見えるだけに、余計にそのような店に並ぶ気が無くなります。