我が家購読の熊本日日新聞では、県内の交通事故多発地点の情報を読者から集めるという活動を行っているそうです。
今日の紙面にもその一つが紹介されていました。
熊本市の主要幹線国道57号線(東バイパス)の流通団地入口交差点とのことですが、どちらの方向からも右折車が多数あるということで、右折レーンが2車線、直進車が見づらく交通事故が多発しているということです。
地元新聞社としては有意義な取り組みだとは思いますが、さてその効果は。
「危ないからみんな気を付けましょう」で終わってしまえばそれだけのことです。
こういった「交通事故多発」の調査はその管理者たる自治体、警察等にはあまり届かないようです。
わが町八代市でも以前に市内の事故多発地点の調査というものがありましたが、その後もその交差点などの改良がおこなわれるということもなく、結局は「皆注意しましょう」だけにとどまっています。
事故多発地点というのは、必ず何か構造的な欠陥があります。
そこに手を付けなければ根本的な解決には至りません。
前記の八代市内多発地点の一つには我が家のすぐそばの交差点も挙げられていました。
そこは狭い路地から広い道に出るところですが、歩道の前の家の塀が高く植木も茂っていて見通しが悪くなっています。
家の塀を崩せというのは無理でも、カーブミラーを増設するなどの対策はできるはずですが、何もされていません。
その姿勢を変えさせることが不可避でしょう。