このところ左下の奥歯の周囲の歯茎が痛み、歯槽膿漏かと思い歯磨きでブラッシングするとかえって痛みが増すばかりということで、歯科医院に行くこととしました。
病院にいって診てもらうとすぐに「膿んでいますね」とのこと。
さらに「歯が少しグラグラ動きます」とも。
歯が動くというのは自覚していなかったので少し不安に。
念のためにレントゲンを撮ってみましょうということになりました。
一番奥の歯だったためかなり撮りにくいようでしたが、なんとか我慢。
その写真を見てびっくり。(おそらく先生も)
なんと歯の下部が割れているではないですか。
これはもう抜くしかないですねという言葉で急遽抜歯をすることに。
歯槽膿漏のなりかけでブラッシング指導程度で終わるかと思ったら大変なことになりました。
さっそく麻酔をかけたのですが、それがなかなか効いてこない。ふつうの1.5倍量の麻酔を使いようやく痛みがなくなりました。
麻酔の効果はなかなか出ない割に心臓の動悸は速くなり、気分も少し悪くなったためしばらく休憩。
ようやく麻酔が効いてから抜歯ですが、一番奥の歯ということでかなり大きい歯で先生も相当大変だったようです。(ちなみに女性歯科医師です)
抜けた歯を見ると上部はしっかりしているように見えるものの、下部が完全に割れていました。
抜いた歯はお持ちになりますかと言われたけれど、まあそういう気分にもなれず、60年以上も働いてくれた歯とはそれでお別れ。
どうやら歯が割れてそれが歯茎を傷めて炎症が起きていたようです。
まあ歯医者さんに診てもらって良かったのでしょう。
しかし麻酔が切れてしばらくは痛かった。
これまで若いうちに1本だけ抜けていたのですが、それ以外は虫歯は多かったものの歯の根元だけは無事だったのが、ついに欠けてしまいました。
これ以上の抜歯は無いように注意していきたいと思います。