爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

梅雨入りしたと思ったら「梅雨末期のような豪雨」、本当に「梅雨末期」だったらどうなるか。

九州北部も梅雨入りしたと宣言されたのが日曜日ですが、その後急に大雨が降りだしました。

天気予報の解説でも「梅雨末期のような降り方に警戒」と言われています。

 

確かに月曜日には鹿児島で線状降水帯発生を疑わせるような大雨。

今後は梅雨前線が北上し大雨の地域も九州北部に移りそうです。

 

梅雨の雨の降り方も九州では関東地方とは違い強い雨が降り勝ちですが、それでもこれまで普通は梅雨入りからしばらくはそれほどまでの大雨は降らなかったものです。

雨の降り方も変わってきたのか。

 

それでも「梅雨末期のような降り方」という言葉にちょっと引っかかってしまいました。

 

これがもし本当に「梅雨末期」だったとしたら。

梅雨入りしてまだほんのわずかですが、このあと「梅雨明け」してしまったら。

 

そうなれば当然ながらひどい水不足となるでしょう。

梅雨の降水が重要な水源となっているほとんどの地域では給水量が確保できない危険性があります。

 

上水道の断水も危惧されますが、それ以上に農業用水の不足も大問題となります。

コメ不足の対策として植え付けを増やした水田も水が足りなければ収量に大きな影響が出ます。

 

もちろんこのまま大雨がずっと続いて水害が発生する危険性の方が大きいのでしょうが、もしも水不足になったら。

そう考えて準備をすることも必要なことかもしれません。