爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

うなされるほどの悪夢、自民党総裁には誰がなるのか。

自民党総裁選など、小物ばかりの争いでどうでもいいやと思いかけていたのですが、寝苦しい夜にうとうととしていたら、とんでもないことに思い至りました。

 

石破と小泉が有利などと言われますが、実際には高市と小泉の決選投票になるのではないか。

「極右」高市と「新自由主義」小泉の争い、どちらに転んでも大変なことになります。

 

もちろんどちらもどうしようもないほどの小物ですが、しかしそれに勝るとも劣らない(劣るとも勝らない?)岸田が「挙げた業績」とやらを見ると、小物だからこその危険性(恥も外聞も関係なしに言われた通りにやってのける)がありありと見えます。

敵基地攻撃もアメリカ様の言うがまま、さらにトランプに言われる前に大幅な軍事費増も打ち出しました。

大物政治家なら立場はどうあれそこまで恥ずかしい行為はしないでしょうが、もう恥という概念すらない小物ならやってしまうのでしょう。

 

9人も出たという自民党総裁選ですが、ほとんど大勢に影響のない、上川、小林、もはや盛りを過ぎたことすら自覚のない、石破、河野、派閥票頼りのはずが派閥の無くなったのに気づかない、林、加藤、茂木を除いていくと、残るはなんと高市と小泉。

 

高市早苗は右翼どころか、極右ともいえるのではないか。

「保守」どころではありません。何も保守などしようとはしていません。

www.newsweekjapan.jp

 

時代遅れにも思える新自由主義ですが、小泉進次郎の中にはそれが色濃く残っているようにも思えます。

www.nikkan-gendai.com規制緩和すればなんでもうまく行くかのような、親譲りの感覚にまだどっぷりと浸かっているようです。

 

こんな奴らを総理とするわけにはいかない。とはいっても国民には何もできません。

せめて、おそらくすぐに行われる総選挙で自民党を敗北させる必要があるのですが、まず無理でしょう。

しかもそれでもしも立民内閣となれば、今の立民代表戦で勝利する野田?が総理?

あの「悪夢の民主党政権」(全体として決して悪夢などとは思いませんが、最後の野田政権だけは悪夢)の再来でしょう。

 

もう私でも嫌になるほどの政治情勢ですから、他の多くの国民は皆愛想をつかしていることでしょう。

かくして時代は独裁制へと向かう。悪夢のように。