斎藤兵庫県知事に対して県議会は不信任決議をする見通しとなりました。
それに対し、知事は県議会解散に出る可能性があるようです。
これまで知事の不信任決議に至った例が4件あるそうですが、そのうち2件では失職、あと2件は自ら辞任したということです。
mainichi.jpつまり、法律上は知事の対抗策として議会解散をする権限はあるものの、これまでは一度も解散したことはないということです。
知事がある政党などの支援を受けており、反対党議員などが不信任決議を通したとしても、議会解散で選挙をして知事の支持政党が勝利すればもはや不信任案は成立しなくなるという流れがあり得るでしょう。
しかし今回の場合は議員が全員不信任案に賛成。
これでは議会解散して選挙をしようが、知事支持議員が過半数を取ることは考えられません。
そこまで県政を止めてしまおうというのはまさしく前代未聞でしょう。
もう少し穏当な方法は、自ら知事を辞任し知事選でもう一度出馬して県民の信を問うということですが、辞職はしないというのが斎藤知事の強い意志のようです。
これはどうやら前代未聞の状況に進みそうです。
とんでもない金と時間の浪費になるでしょう。