太陽光パネルが徐々に日本の国土を埋め尽くそうとしています。
エネルギー問題よりその「環境問題」の方がはるかに大きくなると感じられますが、その寿命が尽きるのも早く、その場合の廃棄がどうなるかがさらに厳しい課題となることが予想されます。
いや、「予想されます」などと言うのどかな話ではなく、間近に迫っていると思います。
しかしこんな中、「環境省と経産省が、太陽光パネルリサイクルの制度化について”初の”会議”を開いた」というとんでもないニュースです。
今頃になって「初の会議」かよ。というところでしょうか。
まあ、予測できる社会現象に対して何の対策もできないことは、年金問題でも医療費問題でもどれをとってもすぐに分かることですが、太陽光パネル環境問題でも同様に政府行政の無能ぶりがいかんなく発揮されているようです。
どうせ、これで「制度化」したところでそれに対応する技術も無く、罰則を付けようが何をしようが不法投棄が常態化し、日本全国使っている太陽光発電装置と廃棄された太陽光パネルで埋まってしまうことになるでしょう。
「美しい日本」などという掛け声だけは大きくても、やることはこんなものです。