爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「主税」って読めますか。

ネットゲームなどをしていると画面の横の方に常にCMが入ってきてわずらわしいものですが、最近のもので「主税って読めますか」というのがあり、ちょっと気になりました。

 

もちろん、大石主税という人名を知っているからには簡単に読めるのですが、そもそもなんで主税を「ちから」と読むのかまでは知りませんでした。

 

そこで頼りはWiki、ただしWikipediaは現在かなり財政事情が悪いようで、見ると必ず寄付のお願いというのが出てきてしまいます。

 

ja.wikipedia.orgそれによると養老律令で定められた官庁の名前で、主税寮(ちからのつかさ)というもので、租税を取り扱う役所だったようです。

当時の税というものは農民の作る米であり、その「ちから」によるものということで主税を「ちから」と読ませたのだとか。

 

その名称を後の時代の武士たちが自らの名前として自称するようになる、百官名という風習が生まれ、そこで使われたということです。

そこに載っている実例では大石主税赤穂浪士、立川主税は新選組隊士ですが、その他の例は明治以降、最近でもあるようで好まれて使われているようです。

 

疑問が解けてすっきり、さすがウィキ、寄付しようか。