爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

個人金融資産2100兆円を狙ってハゲタカがやってくる。

日本の個人金融資産は2100兆円と言われています。

それを海外の投資家などが狙っているという話です。

www3.nhk.or.jp

もう日本の財産はこれが最後でしょう。

そこに目をつけてむしり取ろうということです。

投資といってもこれまでの常識的な投資、つまり株式の配当を貰うだけのものではありません。

賭博に近い株式市場での売り買いで稼ごうというものですが、そんなものが素人にできるはずもなく、みなプロの投資家の餌食になるだけでしょう。

 

日本政府もそれを後押しし「貯蓄から投資」などと言っています。

政府資金を「運用効率を上げる」などと称して株式市場に注ぎ込み、それが限度にきてもはや運用益も出なくなったのでそれを水増しするための資金流入が必要なためです。

 

しかしこのような資金流入による市場の過熱を何というか、もちろん「バブル」です。

そして2100兆円すべてを吸収したらそれでもう値上がりも終わり。

そのあとにくるのが「バブル崩壊」となるのは間違いありません。

ハゲタカたちはこのようなバブル崩壊も利益を出すために利用します。

 

後に残るのは貯金すら失い、国の財政も崩壊した日本国民だけでしょう。