2023年の株価の推移というニュースが流れ、それを見て改めて驚きました。
1月4日の25000円余りという水準から8000円も上昇ということになったのですが、そのほとんどは4月から5月にかけて2か月ほどのことであり、それ以降は多少の上下はあるもののほぼ横ばいです。
投資投資という掛け声はさらに大きくなっていますが、この場合の投資は株や債券の売り買いで儲けを出すということであり、その意味だけでいえば4月からの2か月間の上昇基調の時であればうまくやればかなりの儲けを出すことができたのでしょう。
しかしそれ以降は細かい値動きしかなく、そこではいくら頑張っても大したことにはなりません。
政府が狙っているのも株式市場全体の値上がりです。
年金資金の投入などやってはいけない株式の買いに走った以上はそれが少しでも上がらなければならず、そのためならば国民のなけなしの財産を注ぎ込んでも市場全体の資金量を増やす必要があるのでしょう。
その先に何が待つのか。
いずれは暴落、恐慌となるのは必然です。
その時の被害がどれほどになるのか。