爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

G20首脳宣言は一応出されたがどっちつかずの中途半端。

インドで開かれていたG20首脳会議は中国やロシアも参加しているため首脳宣言が出せないのではないかという危惧もありましたが、なんとか形だけは出したようです。

www3.nhk.or.jpしかし戦争についての非難もロシアの名前を出さず「すべての国は・・・」などと一般論に止まりインドのモディ首相がロシアの顔を立てて何とか宣言だけは出すという形にこだわったということがありありと分かるものになりました。

 

かたやG7の欧米日側の勢力があり、一方では中国ロシアとそれに連なるBRICS側もあり。

それが一堂に会するG20というものがまとまるはずもないことは明白ですが、話をするだけでも存在価値があると考えるか、形だけでは無駄だと思うか。

それでもやはりどんな機会であっても直接話をするというのは意味のあることだと思いますが、アメリカもトランプが大統領に返り咲けば意見が変わりそうです。

なにしろ共和党内の対話集会も欠席するくらいですから。