爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

夢の話「実験中にデータを書いた紙が無くなった」

久々に筋の通った夢を見ました。

 

私は現役の研究員、なにやら微生物を使った実験をしています。

抗生物質のような薬剤に対する微生物の感受性を調べる実験のようで、いろいろな抗生物質を秤量して溶液を作っています。

それを徐々に希釈していき様々な濃度の薬液を作りそれに微生物を入れて増殖するかどうかを見ます。

 

ところがその薬剤を秤量した時のデータが見つかりません。

正確な値が分からないと実験をする意味もなくなります。

あせってあちこち探すのですが、けっこう大きな紙にメモしたはずなのに見つかりません。

もう時間が迫ってきて実験打ち切りかどうか決断しなければなりません。

 

このような実験をやったのはもう30年以上も前の話です。

まだその当時の悪夢がぶり返すとは。

 

抗生物質に対する薬剤耐性菌の作用といった研究をやっていた時期があり、その時にはこの夢に近い実験もやっていました。

結局はその新薬もものにならず、元の木阿弥になったのですが。

 

研究所に居た当時は実験ノートと書くのが大の苦手でした。

特許などの関係があるため、会社の研究所では実験ノートの管理が非常に厳しくされていました。

ノートは私物ではなく会社の管理物品であり、転勤したり退職する場合はノートは残すということになっていました。

実験の経過もその都度書き込むこととなっていたのですが、実験の結果も思わしくない時には書く気力もなくなりいい加減なことをしていました。

今思い返すと恥ずかしい限りです。