この時期になると毎年のように流れるニュースが「ジャガイモを食べて小学生が中毒」です。
今年はもうすでに数件の発生を聞きました。
ソラニンとはジャガイモなどナス科の植物に含まれるステロイドアルカロイド物質ということで、中毒を起こすと嘔吐、胃炎、下痢などの症状を引き起こします。
ジャガイモでは芽や皮に含まれることがあり、特に日光に当たり変色した皮には多く含まれます。
この食中毒が起きるのは、たいてい小学校です。
おそらく栽培の実習でジャガイモを育てて収穫し、それをみんなで食べましょうと茹でるのでしょうが、そこで芽や変色した皮は危ないという常識が教師に無いようです。
しかし、考えてみれば今普通に販売されているジャガイモで芽が出ていたり緑に変色したようなものは見たことないですね。
昔は八百屋で買ったものはそんなのが混じっており、母がこんなのは剝く時に多めに取って捨てるんだと教えてくれました。
今は商品の品質管理が徹底しているんでしょうね。
だからそれが普通と思い、危険性などは全く知らないというのも仕方ない面もあるのかも。
それでもこういった事故が頻発しているのですから、注意喚起はするべきでしょう。
先生たちに。