爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「民主党政権で日本の誇り、自信、活力が失われた」ってこいつ本当にそう思っているのか。

統一地方選挙に向けて岸田の発言がどんどんと妄言化していますが、なんと「民主党政権時代に日本の誇り、自信、活力が失われた」などということを言ったようです。

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民主党政権は2009年から2012年まで、自民党政権下で起きたバブル、バブル崩壊等々で低迷し続けた日本に絶望した国民が救いを求めたものの、アメリカや財界を中心とした反対勢力が全力を挙げて政権維持を妨害したために混乱して潰れてしまいました。

 

少なくとも、「民主党政権下」で失われたことなど無かったはずであり、それ以前に失われ尽くしたものが回復できなかっただけです。

 

これが岸田の真意だとすればとんでもない認識であり、それだけでも政権担当能力は無いと言えます。

選挙用の言葉であり、本人の認識とは違うのであればまあ知識としてはあるのかもしれませんが、大噓つきということでしょう。

 

もう「何を言っても何をやっても国民の票は自民党にしか来ない」とたかをくくっているのでしょう。

残念ながらそれが事実なのかもしれませんが。