総務省の家計調査の結果が発表されました。
家計全体についての結果なのですが、中でも「ラーメン日本一」「ぎょうざ日本一」といったところに特に話題が集中し、ニュースでもラーメンの山形市、ぎょうざの宮崎市が一位となったということで大喜びしている様子が報道されました。
しかしその注釈で、「ぎょうざは外食・冷凍食品は含まない」とあるのにちょっと変な感じを受けました。
一方では「ラーメンは外食」とのこと。
これを同じように報道するのはおかしいのでは。
そう思って、元の総務省の発表データというものを見てみました。
するとこれはそういった地域ごとの順位というものが主となるものではなく、「家計」というものの状況調査というものが目的の主たるものなんですね。
地域ごとの順位というものはあくまでもついで?
そしてその区分けで、加工食品というものの分類があり、そこでは「外食・冷凍食品を除く」ぎょうざ、すなわち生や冷蔵品の購買額というものがあり、そこで宮崎市が一位だったということ。
さらに「外食」という分類があり、そこでは「中華そば」と言う項目があってそこで山形市が一位だったということ。
外食の区分には「ぎょうざ」という分類は無く、「中華料理」という区分だけなので大して面白くも無いのでニュースで取り上げられていないだけなのでしょう。
もしも「ぎょうざ」全体の順位を付けるというのなら、外食も冷凍食品もすべてカウントするようなやり方でなければ公平ではないでしょう。
さらに「家庭ですべて手作りする」人もいることを考えればそれも考慮する必要があるのでは。
我が家でもぎょうざは好きで時々作りますが、皮はスーパーで買ってくるものの中身はすべて家内が手作りしています。
それをどうやってカウントするのか見当もつきませんが。
まあ他に面白いニュースも無いのでしょうが(容疑者送還やトルコ地震ばかり)単なる話題だけだとしてもその裏側に何があるのか、ちょっと考えてみるのも面白いのかも。