爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

サンマが不漁、でも外食産業では「生サンマ」が出されるわけ

サンマが不漁となりなかなか見ることもできません。

それについて、ダイアモンドオンラインで気になる記事が出ていました。

diamond.jp8月の漁獲量は1000tあまりと、例年の7分の1程度しかなく、価格も倍以上となっているそうです。

 

この理由については記事中には「気候変動による資源量の減少」と「中国や台湾などの外国船による漁獲増加」を挙げていますが、まあこれはここでは触れません。

 

興味あるのは次の項目です。

 

外食産業でも大戸屋では発売中止となっているものの、吉野家かっぱ寿司では販売を継続しているとか。

しかも「生サンマ」と表示しているそうです。

 

スーパーなどでの販売では、冷凍品を解凍して売る場合は「解凍サンマ」と表示してありますが、これは食品表示法に基づいて決められています。

 

しかし、外食産業はこの食品表示法の食品表示基準には従う必要はないそうです。

 

したがって、昨年以前に水揚げされたサンマでその後冷凍されていたものを解凍していても、「加熱処理や塩漬けなどをしていなければ”生サンマ”と表示して構わない」ということだそうです。

 

何か、引っかかる表現ですが、法的には問題がないということなのでしょう。