爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

昨日の「新八代駅のアプローチ線を歩く」催しはできたのでしょうか。

九州新幹線全線開通から10年ということで、数々の記念行事が行われましたが、その一環として新八代駅のいわゆる「アプローチ線」を歩くというイベントが21日に行われる予定になっていました。

https://www.city.yatsushiro.lg.jp/kiji00314462/3_14462_59728_up_1czlem3g.pdf

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楽しみにしていたのですが、午前中はずっと雨、自転車で行くしかなかったので断念しました。

 

この「アプローチ線」というのは、新八代駅で新幹線と在来線を結ぶ役目を果たしていたものです。

全線開通したのは2011年3月12日ですが、それより7年前の2004年から新八代から鹿児島中央までの区間が先行して部分開業していました。

 

それから全線開業までの間は、博多駅から新八代駅までは在来線の「リレーつばめ」が運行し、新八代駅から鹿児島までは新幹線という営業形態でした。

そのため、博多方面から在来線の鹿児島本線を走ってきた特急は一つ手前の千丁駅を過ぎたところから築堤を登って新幹線新八代駅に入り、同じホームの反対側に待っている新幹線に乗り継ぎができるようになっていました。

 

私もまだ仕事をしていましたので、その区間は何度も利用しました。

かなりの急勾配を登って真新しい新八代駅のホームに滑り込むというのは印象深いものでした。(ただし、そこで新幹線に乗り換えたことはありませんでした)

 

もうそのアプローチ線は使われることもないのですが、今回の記念行事で立ち入ることができるということで、非常に楽しみにしていたのですが、悪天候で残念ながら参加できませんでした。

 

 追伸* お昼のNHKニュースで実施されたとの映像が流れました。

雨の降る中、参加者たちがトボトボと歩いていました。