爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2020年を振り返る その2 4月~6月

2020年の出来事その2、4月から6月までです。

 

4月

★4月1日、120年ぶりの民法改正

 

★7日、安倍首相は改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の緊急事態宣言を発令した。

 最初は誰もが緊張感をもっていたけど。

 

★8日、中国では武漢周辺の封鎖を解除、鉄道や空路も再開した。

 あまりにも強権的な都市封鎖には驚きましたが、結局はその施策が功を奏したようです。

 

アメリカ大統領選の民主党候補では、バーニー・サンダース上院議員が撤退し、ジョー・バイデン前副大統領に決定した。

 

5月

新型コロナウイルス治療薬、レムデシビルが異例の速さで承認された。

 しかし、その効果はほとんど無かったようです。

その後もワクチン開発は進んでいますが治療薬は見るべきものがありません。

 

★夏の全国野球大会の中止が決まった。

 野球ばかりでなくほかのスポーツもできなくなりました。

 

アメリカで警官に暴行された黒人男性が死亡、その動画が流れたことで抗議のデモが全米で行われた。

 こういった事件はその後も続き、デモが暴動化する事態にもなりました。

大統領が暴動鎮圧ばかりを強調することで、黒人だけでなく多くの反発を招きました。

 

★25日、緊急事態宣言が1か月半で解除された。

 

6月

★8日、イギリスのジョンソン首相は香港に対する中国の圧迫が強化された場合、香港市民に対しイギリス市民権を付与すると発表した。

 イギリスが香港に対し何らかの権限を持つわけではないのですが、成り行き上そうするべきなのでしょう。

 その後、イギリスの危惧する通りの展開となってしまいました。

 

★16日、北朝鮮脱北者団体が反体制ビラを配布したとして、開城工業地区の南北共同連絡事務所を報復のために爆破した。

 北朝鮮などに目を向ける余裕も無くなった各国へのアピールなのかもしれませんが、「見て見て」と叫ぶ子供のようでした。

 

参議院広島選挙区の選挙で、地元議員などを買収したとして前法務大臣河井克行と妻の参議院議員河井案里が逮捕された。

 河井克行は安倍首相の側近で、党本部からの巨額の資金がその買収資金になったとも言われました。

 それにしても、そんなのが「法務大臣」だったのが安倍内閣だったわけです。

 

★過払い金請求などで派手なテレビCMを流していた、東京ミネルヴァ法律事務所が多額の負債を抱えて倒産。

 テレビCMを多数流して客を集めるというのは、非常に危険な一面があります。

やっている時は我を忘れてしまいがちで、客もどんどんと増えますが、テレビ局への支払いになって唖然とすることになります。

(かつて、私の勤めていた会社もその過ちをやってしまいました)

 

(7月に続く)