河井克行・案里夫妻の公判が始まりました。
「金は渡したけれど法に触れることはやっていない」と主張していますが、これを一般的な陣中見舞いなどと言い張るには少し無理があるようです。
現金を渡したことは認めているようですが(さすがにこれを否定することはできないか)、しかしそれらは陣中見舞いなどであり、法に触れるものではないという主張をしています。
しかし、それに反する証拠が続々と出ているようですので、先行きは暗いものでしょう。
言っていることが「僕たちだけじゃないもんね、これで罪になるならみんな一緒だよ」ということのようで、まるで子供の言い訳です。
これが「前法務大臣」ですから、安倍内閣の適材適所の程度が分かるというものでしょう。
しかし基本的には「陣中見舞い」として金を配るということが認められているという法律自体もおかしなものです。
ただし、「政治と金」という点を意図的に拡大し民主党政権から大きな存在を排除した例もあり、その動きは裏まで考えないといけないかもしれません。