強力な台風21号による、広範囲な強風被害があったことがまだ報道されている最中に、北海道では震度6強に達する強い地震が起きました。
近畿地方では多くの被害が発生していますが、まだその全容も不明なほどです。
北海道の地震被害もまだ調査が行き渡らず、どの程度かも分かっていません。
強風の対策は、沖縄などでは仕方なく進められていますが、他の地域ではかなり遅れているのは明らかです。
地震対策も、新築の建築物ではある程度対応されていますが、古い建物や道路、橋などは不安があります。
東京オリンピックまであと2年などと言われていますが、そこに何兆円もの金を費やすよりは災害耐性を高める工事をするべきではないですか。
オリンピックや各種国際大会などに金をかける余裕は日本には残っていないのではないかと思います。
南海トラフ地震が起きれば、その規模によっては数百兆から数千兆にも達すると言われっる被害予測、もちろん東京直下型地震も強力であれば大変な被害が出るでしょう。
起きてから出費を強いられれば被害額はさらに巨額に達しますが、起きる前に対策をすれば出費が抑えられる可能性もあります。
日本の今後の出費はこの方向に絞るという必要があるのではないかと考えます。