大相撲初場所が終わりました。
2週間たっぷりと楽しませてもらいました。
始まる前は琴櫻、豊昇竜の二人が横綱挑戦ということでしたが、序盤から全く様相が変わりましたが、結局は豊昇竜が優勝となり、横綱昇進も確実にしたということです。
琴櫻はずるずると負け越し、まったく良いところがなかったのですが、豊昇竜も中盤で平幕に3敗、それも熱海富士、正代、平戸海と今場所パッとしない3人相手に負けということで、これは豊昇竜も綱取り完全に失敗と言われていました。
しかし途中まで全勝で優勝戦線を引っ張ってきた金峰山が上位と対戦した頃から負け続け、結局は千秋楽も敗れて3敗で3人(豊昇竜、王鵬、金峰山)が並び、久しぶりの優勝決定巴戦となりました。
決定戦では豊昇竜が圧倒的強さで二人に勝利、優勝を手にするとともに好印象となって横綱昇進につながったようです。
まあ、照ノ富士が引退し横綱不在となるところ何とか間に合ったというところでしょう。
しかし今後は「金星配給係」にならなければ良いのですが。
金峰山、王鵬は大物と言われながらも成績が伴わなかったのが、ようやく芽が出てきたようです。今後の活躍が期待されるところです。
なお、金峰山はカザフスタン出身ですが、部屋の木瀬親方が熊本出身ということで、熊本市西部の山「金峰山」にちなんでこの四股名を付けたそうです。
ただし、読み方が「きんぼうざん」と「ぼ」なんですが、熊本市周辺ではこれは「きんぽうざん」と「ぽ」で読む方が普通だと思っていました。
しかしどうやら「どっちでもよい」ようです。