爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

大相撲大阪場所は大波乱で終了。

大相撲大阪場所が新入幕の尊富士の優勝という、稀に見る事態で終了しました。

www.sanspo.com新入幕の力士が優勝したということは110年ぶり、しかも当時は取組編成やその体制もかなり違っていたということを考えれば、上記記事のように「史上初の快挙」といえるものだったのでしょう。

 

その相撲ぶりも正攻法で素晴らしく速い押し、幕内上位力士をあっという間に押し出してしまうという堂々たるものでした。

 

最後の方になってようやく大関豊昇竜と朝ノ山に倒されたものの、それもやっとのところのように見えました。

朝ノ山戦では足を痛め、最終日の出場が危ぶまれましたが、痛みをおして出場し見事に勝利、文句なしの優勝を勝ち取りました。

 

しかし、先場所も少し先行して入幕した大の里が最後まで優勝争い、大の里は今場所も準優勝に当たる成績を収めています。

 

それだけ上位陣の力が弱いということなのか。

ちょっとその気配もありますが、怪我や病気で不調の力士にはしっかりと体を整えて次の場所ではがんばってほしいものです。

 

なお、今回の尊富士の負傷もかなりの問題を含んでいるようです。

相撲協会には真剣に力士の負傷事故対策を考えてほしいものです。