爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

織田信長が足利幕府臣下であった細川藤孝にあてた手紙が発見される。

全国的なニュースにはなっていないかもしれませんが、熊本日日新聞では1面にも紹介されるという大きな扱いのものでした。

 

それが「織田信長が足利幕府臣下であった細川藤孝にあてた書状が発見された」というものです。

www.kumanichi.com細川家は言うまでも無く江戸時代のほとんどを熊本藩主として治めていたため、熊本では大きく取り上げられます。

細川家の文化遺産を保管しているのが永青文庫というもので、東京の旧細川藩屋敷の跡地にあるようですが、その研究には熊本大学永青文庫研究センターという組織があたっています。

 

収蔵されている書状などは多数過ぎるほどあるため、中には埋もれていてようやく見つかったというものもあります。

今回確認された書状もそういったものの中の一つです。

 

まだ足利幕府が存続していた頃、細川藤孝もそこに仕えていた頃の話です。

他の多くの幕臣たちは織田家には距離を置いていた中で、細川だけはよく付き合っていたということです。

それを信長も頼みに思い送った書状がこれで、書いたのは祐筆のようです。

 

永青文庫には他にも多くの埋もれたものが在りそうです。