兵庫県の斎藤知事の数々の疑惑については毎日のようにテレビを賑わせています。
いわゆる「おねだり疑惑」がテレビ的には面白いのか、次から次と取り上げられていますが、やはり本当に問題なのは内部告発した職員の扱い、そしてその人を自殺に追いやったことでしょう。
それについて、橋下徹さんが正論を述べていました。
www.tokyo-sports.co.jpおねだりやパワハラはその人間性に対する疑問が簡単に想像できるような分かりやすい事例ですが、いずれもそれだけで知事としての身分も失うというほどではないようです。
しかし職員が内部告発をしたのに対し、その当事者である自分があれこれと告発つぶしのような行動を取ったということは、逃れようもない問題です。
自らが標的の内部告発は自分で処置してよいはずもなく、それを調査する以前から嘘だ、公務員失格だと言って内部調査を副知事にやらせて当該職員を処分というのは論外です。
それが一番の大問題だとする橋下さんの意見は正論と言うべきでしょう。
テレビ番組で視聴率稼ぎの観点からは、高価な商品をせびったとか、あれもこれも貰って帰るといったことが美味しい話題なのでしょうが、やはり本丸を攻める姿勢が必要かと思います。