爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「大人のソロキャンプ入門」ヒロシ著

キャンプが流行しているようですが、ソロキャンプ、すなわち一人でキャンプをするというのも人気のようです。

それを実践しSNSなどで発信してブームの火付け役にもなったのが、一時全国的にも有名だった芸人「ヒロシ」さんでした。

今では一人キャンプ関連でテレビ番組も放送されているようです。

 

そんなヒロシさんがソロキャンプについて語ったものです。

なお、さすがに一人で本とするのは荷が重かったのか、出版社の編集者が実際に自分もソロキャンプを試してみて、上手くやるにはどうすれば良いかといった形でヒロシさんにインタビューしてまとめるという形の本となっています。

 

なにしろ、一時は売れっ子だったもののその後さっぱり仕事も無くなったヒロシさんですので、キャンプをやるにもなるべく金を掛けないで用品などを揃えていきました。

そういった道具などの選び方から、それでも何とか自分らしく、好みのスタイルが活かせるような方法も伝授します。

また特に重視しているのがやはりキャンプでの料理。

それに用いる道具の数々も、好みに合わせて選べるようにしています。

料理を作るのも最近ではカセットコンロが便利ですし、中には電源が使えるキャンプ場もありそこではホットプレートも使えます。

しかしやはりキャンプなら焚火をしたいという人が多いからか、火の付け方、薪や炭への火の移し方などを詳細に説明しています。

なにしろ最近ではマッチも使えない人も多いようで、これはかなりの難問のようです。

 

テントも本格的なドーム型というものが安心ですが、一人で行って寝るだけならパップテントというものでも、場合によってはハンモックで寝ても良いそうです。

ただし、季節や天候によって大変なことになる危険性もあるため、色々な準備は必要なようです。

 

私も若い頃は友人や会社の同僚たちとキャンプに行ったこともありますが、結婚以降はほとんど行くこともなくなりました。

たまには良いものかもしれません。