爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「条件付特定外来生物」って、最悪最凶の外来生物は人間でしょ。

「条件付き特定外来生物」などと物々しい呼び名でアメリカザリガニなどの規制を強化するそうです。

newsdig.tbs.co.jp外来生物とは人間が持ち込んで在来生物を脅かすものということです。

 

しかし、3万年前には日本列島にはまったく生息しておらず、現在は1億3千万もいるのは人間ではないでしょうか。

しかもその生活環境を自己の都合で変え続け、元の姿など全く残さずに激変させてしまいました。

3000年以上前には無かったイネを持ち込み全国をその栽培地だらけにしたのも人間の都合です。

まさに「最悪最凶」の外来生物と言っても良いはずです。

 

人間が居なかった頃の日本列島がどのような姿だったのかということを夢想したことがありますが、ほとんど想像も難しいものです。

おそらく平地に至るまで森林が広がっていたとは思いますが、なかなかそれ以上の想像ができません。

それほどまでに環境改造が隅々まで及んだということでしょう。