夕方の人通りの多い時間に銀座の高級時計店に強盗が入ったという事件は、目撃者が多数いて動画も撮影していたということで、テレビニュースでは大きな扱いでした。
その後実行犯のうち4人は捕まったのですが、皆10代。
どうやら指示役と見られる男は大半の盗品を持って逃げているようです。
その犯行の様子も流れていますが、仮面はかぶっているものの人目を気にする様子もなく荒っぽいものでその無神経さには驚くほどです。
容疑者は互いに面識がないということで、どうやら例の闇サイトでの犯罪求人のようです。
しかしプロの犯罪者であれば何より「捕まらない」ことを第一に慎重に犯罪遂行するはずなのですが、そのようなところにも全く気を配った様子もなく、犯罪とその代償ということに完全に無知な様子です。
強盗は窃盗とは異なり、悪質性も高いとしてその刑罰も重くなっています。
傷害、殺人が重なれば死刑や無期懲役もあり得るところですが、それが伴わない場合でも5年以上の懲役ということで、まったく刑の軽減が無い場合にはすべて実刑の判決となります。
容疑者の少年(一部18・19の成人も入っていますが)たちはこのようなこともまったく知らないのでしょうか。
犯罪大国アメリカではスラムの青少年を実際に刑に服している受刑者の話を聞きに刑務所に連れていくといったこともやっているそうですが、日本でもそろそろそういった活動が必要になっているのかもしれません。
まあ、「窃盗なら軽いからいいや」と思われても困るのでしょうが。