脱エネルギー党の爽風上々議員が提案した脱エネルギー法がおおかたの予測を裏切り全会一致で4月1日に可決されました。
金の亡者で経済成長のみを信奉しているかのような議員たちがなぜこの法案に皆賛成したのか不思議ですが、これから日本はエネルギー依存文明からの脱却に向けて社会の大規模な変革に進んでいくこととなります。
それでは可決された脱エネルギー法の内容の紹介を進めましょう。
この法律は産業革命以降これまで化石燃料のエネルギーに依存していびつな成長を続けた現代のエネルギー依存文明から脱却し、脱エネルギー社会構築を進めていくことを目指します。
これにより、化石燃料供給の減少に伴う世界的な不安定からいち早く抜け出し混乱を未然に防ぐことができます。
また当然のことながら二酸化炭素排出はすぐさまに減少し大気中の濃度も減少に転じます。
脱エネルギー法の主たる骨格はエネルギー浪費の徹底的な削減にあるのみでなく、現代では必要最小限とみなされているエネルギー消費も容赦ない削減をしていくことにあります。
そのためには現在の産業、生活などすべての点で大きな変革を成し遂げていきます。
その目標に達するための方策は大きな社会変化を伴うので、急激すぎる場合の社会不安は大きいものになるため徐々にエネルギー使用を削減するものとします。
すなわち、今後5年でエネルギー使用の50%減、その後5年で現在の使用量の90%減の目標を定めます。
そのために以下の方策を取ります。
エネルギーに対する高額の課税を行い使用削減を図る。
エネルギー高使用産業の禁止。
脱エネルギー社会にふさわしい産業構造の構築と、それに向けての労働力移動の促進。
何か、さすがにいくらエープリルフールでも突拍子もないことなので書きづらくなってきました。
この辺で止めておきましょう。