「ダイエット効果のあるゼリー」を販売目的で所持していたとして、ベトナム人が逮捕されたというニュースです。
これに含まれていた成分はシブトラミンというもので、アメリカでは医薬品として承認されましたが、日本では未承認のままです。
アメリカでは1997年に肥満抑制として承認されましたが、その後死亡例が多発したことから承認は継続されているものの注意喚起されてはいるようです。
他の国でもいったん承認された後に禁止された例もあります。
食欲抑制の効果は認められるものの、血圧上昇や心拍数増加と言った副作用があり、心血管疾患リスクが高まる恐れがあるということです。
日本では未承認のまま、すなわち販売などは禁止ということで、上記のように国内で販売目的で所持していたら逮捕されますが、個人輸入した場合は自分で摂取するのならば違法ではなく、その方法で購入する人が増えているようです。
多くの健康被害が報告され死亡者も出ています。
これに対しては国や自治体から頻繁に注意喚起されていますが、あまり効果は上がっていないようです。
ネットを見れば堂々と個人輸入のCMも上がっており、それにつられてしまう人もいるのでしょう。
ニュースなどで取り上げても最近はテレビなども見ない若い人が増えています。
私のブログなど若い人はあまり見ていないでしょうが、少しでも書いていきたいと思います。