爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

ほんと、どうでも良いことなんですが、「うどんは讃岐」は気を付けた方が。

讃岐うどんという、ブランド化したうどんは確かに全国的に繁栄をしているようですが、日本には他にも多くのうどん文化があります。

それを気にせずに「讃岐至上主義」でやっちゃった人の話が出ていました。

joshi-spa.jp

香川県出身の男性と東北出身の女性が結婚したようですが、奥さんが「母親から受け継いだうどん」を出したところ、旦那がボロクソに言って食べなかったということから家庭争議に発展したということです。

 

讃岐うどんは、「腰が強い」「ほとんどうどんだけで食べる」というのが特色かと思いますが、全国的にはそうではないところの方が多いのでは。

 

上記記事でも奥さんの故郷の東北地方では、柔らかいうどんを多くの具材(山菜や鶏肉)と煮たという、いかにも美味しそうな、また家庭の伝統を感じる価値の高いものと思えるものです。

しかし、どうも聞いた話では香川県の人々のうどんの「讃岐至上主義」は強いもののようで、それ以外のうどんを認める気は全く無いのでしょうか。

 

「やわらかいうどん」は有名なのは伊勢うどん、博多うどんなど数多くあります。

日本はコメを食べる国と言う感覚がありますが、実際には多くの小麦料理があり、各地で伝統的な料理が知られています。

そういった多様性を認めることなく、自分のところのうどんだけが絶対のような感覚というものは、トラブルのもとになるもの当然でしょう。

 

なお、香川のうどんがほとんど炭水化物だけのものであるため、糖尿病になる人が多いということも言われています。

食べ物の多様性にも注意して色々なものをバランスよく摂ることが必要でしょう。