爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

COP27、金の問題だけで交渉難航。まともな議論何もなし(今までも無かったけれど)

エジプトで開かれているCOP27は、ロシアからの天然ガス輸入禁止にともなうエネルギー不足対応などの議題を議論するまでもなく、途上国からの「金よこせ」と先進国の出し渋りの対決だけで終わりそうで、会期延長となりますがまとまりそうもありません。

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そもそもあやふやな論拠で二酸化炭素濃度上昇と温暖化を結び付け、さらに気候変動と気象災害まで確定したかのような議論に持っていき、結局はエネルギー転換で先手をとり利益を得ようとしたヨーロッパ諸国が、脅しの意味であげていたひどい気象災害が実際に起きてしまいました。

被害を受けた途上国はそれを良いことに金をせびるということになったのでしょう。

途上国も被害を大きくしたのが自らのインフラ整備などの不備を棚に上げ、先進国に責任を負わせる良い口実を得ました。

 

もうこんな茶番はおしまいにするというのが一番良い選択のようです。