爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「新しい資本主義」に国家予算4.5兆円、それはもう「資本主義」ではなく「国家社会主義」では。

岸田内閣が言葉だけは新鮮な「新しい資本主義」を打ち上げてから何も話が進みませんでしたが、次年度予算に4.5兆円をかけて各省庁全体で進めるということです。

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どうも何が「新しい資本主義」なのかはっきりしませんが、少なくとも国家予算の大きな部分を費やして推進するのでは、とても「資本主義」とは言えないのでは。

 

以前から「日本は成功した社会主義国だ」という主張をする人が見られましたが、この多額の国家予算を投入する「新しい資本主義」などはまさにその通りということかもしれません。

 

なお、国が多額の費用をかけてごり押ししてもダメというのは、マイナンバーカードをめぐる醜態を見てもよく分かることです。