岸田内閣が言葉だけは新鮮な「新しい資本主義」を打ち上げてから何も話が進みませんでしたが、次年度予算に4.5兆円をかけて各省庁全体で進めるということです。
どうも何が「新しい資本主義」なのかはっきりしませんが、少なくとも国家予算の大きな部分を費やして推進するのでは、とても「資本主義」とは言えないのでは。
以前から「日本は成功した社会主義国だ」という主張をする人が見られましたが、この多額の国家予算を投入する「新しい資本主義」などはまさにその通りということかもしれません。
なお、国が多額の費用をかけてごり押ししてもダメというのは、マイナンバーカードをめぐる醜態を見てもよく分かることです。