爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「催奇形成」があってもコロナ治療薬申請?

塩野義製薬が製造申請を行っている新型コロナウイルス治療薬には「催奇形成」があり妊婦への使用はできないということが分かったのにまだ承認を目指すということです。

www.nikkei.com

動物実験で胎児に奇形を引き起こすリスクが確認されたということですが、人間の場合にどうなるかはもちろんまだ不明です。

しかし、こういったリスクがあっても無理やり使用する意味があるのかどうか。

治療薬としての有効性もそれほどあるとは言えないようで、ウイルスを減らす効果はあるものの実際に治療効果が出てはいないとか。

 

こんなもの薬としては使い物にならないのは間違いなさそうです。

塩野義としてももうやりたくもないのだろうけれど、どうしても「国産のコロナウイルス治療薬が欲しい」という政府や自民党の意向が強すぎて、もう逆らえないのかも。

 

まあ全国民に接種しようとしているワクチンも同じようなものだという意見もあるようですが。

製薬会社としては大儲けになるのもこれも間違いないところです。