塩野義製薬が製造申請を行っている新型コロナウイルス治療薬には「催奇形成」があり妊婦への使用はできないということが分かったのにまだ承認を目指すということです。
動物実験で胎児に奇形を引き起こすリスクが確認されたということですが、人間の場合にどうなるかはもちろんまだ不明です。
しかし、こういったリスクがあっても無理やり使用する意味があるのかどうか。
治療薬としての有効性もそれほどあるとは言えないようで、ウイルスを減らす効果はあるものの実際に治療効果が出てはいないとか。
こんなもの薬としては使い物にならないのは間違いなさそうです。
塩野義としてももうやりたくもないのだろうけれど、どうしても「国産のコロナウイルス治療薬が欲しい」という政府や自民党の意向が強すぎて、もう逆らえないのかも。
まあ全国民に接種しようとしているワクチンも同じようなものだという意見もあるようですが。
製薬会社としては大儲けになるのもこれも間違いないところです。