爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

池江璃花子さんの発言

水泳のオリンピック日本代表選手の池江璃花子さんにSNSで代表辞退や開催反対表明を求める声が多数寄せられたということで、彼女がそれに対しての心情を公表しました。

 

池江さんの立場としては開催を信じて日々練習を続けていくしかないということです。

 

そのような池江さんに開催反対を表明するよう求めるなどということは、非常に卑劣な行為ですし、許されることではないでしょう。

 

しかし、そういった行為に対し彼女が直接答えるということにかなり引っかかるものを感じます。

 

 彼女が本当に「自発的に自らの意志で」このような文章を発表したのか。

 

おそらく、もしも本当にそうなら水泳指導陣や連盟などから彼女はかなり叱責されるのではないか。「余計なことをするな」と。

 

とすれば、実はこれはかなり上からの指示があったからなのではないかと考えられます。

 

池江さんはその抜群の実績、さらに突然の発病と闘病、そして復活と誰も批判のできないような経験を重ねてきたと言うことで、ほとんど日本では反対者が居ない存在となったと言えるでしょう。

 

実は、SNSで彼女に五輪反対表明を求めるという連中の意識にもそういった彼女を利用したいという思いがあるのは明らかです。

 

つまり、否が応でも池江璃花子は「政治的な存在」となってしまったということです。

 

これを利用しない手はないと考えたのは、反対派だけではありません。

それがこういった事態となったのではないかと言う疑惑を感じます。

 

ますます強まるオリンピック開催反対の声を封殺しようとする権力の存在を感じます。

それにしても、どちらからも利用しようという圧力が病み上がりの身体に容赦なく押し寄せる池江璃花子という存在、つくづく気の毒と感じます。