「学校休校にせざるを得ないこんな時期だからこそ、学校9月入学制へ移行する千載一遇の好機では」などと言い出して、大顰蹙をかった人たちが居ましたが、そういえば私が前から主張している「エネルギー依存半減社会」の実現、そして「エネルギー依存返上社会」への道筋をつけるという点を考えると、今は実にその好機と言えるかもしれません。
(まあ、反発はあるでしょうが)
以前から何度も書いていますが、まあ一言でいうと「経済成長」なんていうものは完全に放棄して化石燃料使用は中止、できるだけエネルギーに依存しない社会を作り出し、真実の「持続社会」を作っていこうというものです。
そして、なぜ今がその好機かと言えば、日本だけでなく世界中の経済活動が停滞し、多くの企業が大赤字となり、今後の見通しが極めて悪くなっているからです。
どこの大企業も数百億から数千億という巨額の赤字を計上、やがてコロナ禍終息の暁にはまた息を吹き返し取り戻そうと思っているのでしょうが、それまで持つかどうかわかりません。
さすがに、「経済成長なんていうものは捨てて」と言っても、業績好調でどこの会社もがっぽり稼ぎ、おこぼれであちこち好景気なんて言う時にいくら「エネルギー使用半減」なんて言っても受け入れてくれるはずもありません。
ここはまったく考え方を変えて、そのうちに無くなるような化石燃料エネルギーに依存した社会から脱却し、真の持続社会構築に路線を変えてはどうでしょうか。
人類が正気を取り戻し破滅の道から引き返すために神が与えたきっかけがこの「コロナ禍」だったとしたら。
そう考えれば納得してくれる人も0.01%くらいは居るかも。