東京が先行して新規感染者が増加していましたが、移動自粛解除ですから当然のことながら、その他の地域でも増加してきました。
東京が2日連続で100人以上というのも困ったものですが、それ以上に全国で250人というのは恐ろしいことです。
上記記事によれば、川崎の病院で再度クラスター発生とか。
医師や看護師など、病院の担当者はこれ以上ない感染対策をしているはずですが、それでも病院内での感染が起こってしまうとは、言われていた以上に感染力が強いものなのでしょう。
鹿児島でも繁華街の飲食店(とはいっても”夜の”)を中心に一挙に多数の感染者が発生しました。
さらに気がかりなのは、中国の研究結果としてでてきた「コロナ抗体が短期間で減少」というものです。
news.yahoo.co.jpこのウイルスに対する抗体産生と免疫形成はどうも他のインフルエンザなどとは異なっているような印象を受けていました。
人により、長期間ウイルスの検出が続いたり、いったん不検出(陰性)となったあとに再検出という例も頻発するなど、抗体形成ー免疫獲得ーウイルス排除といった反応が進まないのではないかと疑わせます。
さらに、いったん形成した抗体が激減ということになれば、自然免疫獲得で流行沈静化というシナリオは崩れます。
終息に向かったようなわずかな灯りが一気に吹き消されたかのような状況でしょうか。