爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

球磨川氾濫。なんとか無事でした。

ブログの中でしばしば「八代在住」ということをほのめかしていましたが、今日はその「八代」という文字が一日中テレビの画面に踊っていました。

御心配頂いた方もいらっしゃったようで、ありがとうございました。

 

激しい雨音で朝早く目を覚ましたのですが、テレビを見れば「大雨特別警報 八代市」という文字が。

これはちょっとまずいなと思いましたが、それでも我が家の辺りはそのうちに雨も小降りになってきました。

しかし、そのころから球磨川上流の水位の上昇が急になっていきました。

 

球磨川沿いに人吉方面というのは、何度も通っている道ですので、見覚えのある風景ですが、それがどんどんと水に飲み込まれて行きます。

 

午後になり、人吉市球磨村八代市坂本町などで相次いで氾濫、家が水没していきました。

 

そこからわずかな距離で我が家のある八代市街地に達します。

テレビでも市街地近くの川の様子が繰り返し映し出されていました。

 

ちなみに、頻繁に映されていた「八代市萩原」というのは、我が家から南西に直線距離で4kmほどのところです。

球磨川の堤防が切れるとすればその辺なので、そこの水位は注目でした。

 

八代平野に入ってからの川の氾濫は、ここ50年以上は無いのですが、とにかく「50年に一度の大雨」ということですので、そろそろ切れてもおかしくないところです。

ただし、そこから出水すれば、八代の町は大きな被害となったでしょう。

おそらく、今日の人吉の町より被害は大きくなるものと思います。

 

しかし、何とかわずかなところで堤防を越えることなく、やがて水は下がり始めました。

 

また明日の夜からは雨が降るそうですが、集中豪雨はほんのわずかな位置の違いで被害の出る地域もずれます。

日本中、どこに大雨の被害が発生するか分からないというより、どこでもあると思った方が間違いないでしょう。

 

しかし、この大雨のおかげでこのところしばらく声の聞けなかった、長野の叔父、弟などが電話をしてくれたので、話ができました。それはまあ良かったことですが。