爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「読解力は読書で身につくのか」気になる話。

読解力が低下しているという話がありますが、それでは読書をすれば読解力が向上するのか。

どうやら、そういうことではないようです。

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子供の読解力が上がれば、他の教科の学力も向上するということは間違いなさそうです。

しかし、そのために単にたくさん本を読ませるということではダメなんでしょう。

 

『14歳からの読解力教室』(犬塚美輪著、笠間書院刊)という本によると

「読んだ本の量」と「読解テストの成績」は関連性が薄いということです。

 

それではどうすれば読解力が身につくのか。

 

1.要約
 どんな内容だったかまとめる

2.質問
 先生がしてきそうな質問を考える

3.明確化
 どういう意味かはっきりした説明をする

4.予測
 文章にどんなことが書かれていそうか、読む前に考える

 

 こういったことを考えて本を読んでいくことが読解力向上につながるということです。

 

私など、これをずっと続けています。

かなり読解力がついたのかな。