京都の話ですが、「医療従事者支援」ということで無料で提供された弁当で、多数の食中毒者が発生したそうです。
www.jiji.com京都府長岡京市の病院に、無償提供された弁当が原因となり、医師や看護師など53人が食中毒の症状を発したということで、患者からはサルモネラ菌が検出されました。
保健所は弁当を提供したカフェを3日間の営業停止としたそうです。
弁当提供の資金もクラウドファンディングで集めたもので、善意と善意が絡み合ってできたものですが、こういう結果になってしまっては多くの人が無念でしょう。
コロナ禍による飲食店の業績の急激な悪化に対し、テイクアウトなどで頑張ろうという動きが各地で見られますが、こういった事故の発生にはくれぐれも注意をして頂きたいものです。
弁当屋や仕出し屋といった店は、味の点では少し軽く見られているのではないでしょうか。
そのため、飲食業の方々はもっと美味しいものが作れると考えているのではないかと思いますが、食中毒防止の観点から言うと弁当製造業というのは非常に厳しく考えて対処されていると思います。
その点はきちんと見習って事故のないように願いたいものです。