外食の自粛が広がり、飲食店の売り上げが激減しているとかで、その中なんとか少しでも販売しようと「テイクアウト」つまり持ち帰り弁当の販売を始めているところが多いそうです。
ローカルニュースでもその話題が続々、みな「がんばろう」の合言葉です。
ただし、嫌われる覚悟で書きますが「くれぐれも食品衛生には注意して」
これについては、飲食店経営とコンサルもされている川瀬さんという方が記事にしています。
記事の中には、「弁当を店頭に山積みにして売っているところもある」という指摘もあり、実際に私もニュース報道で同じような光景を目にし危惧を感じました。
もちろん、これも書かれているように、自家製であってもソーセージなどを店で出すのではなく販売するには別の許可が必要となるなどの法律上の制限もありますが、何よりも心配なのが食中毒の危険性です。
調理後すぐに客に出して食べてもらうのが当然の飲食店経営と違い、調理から販売までにも間がありさらに売れるまで、売れてからも客が持って帰り食べるまで、そうとうの時間が経過するテイクアウトでは食中毒の懸念が強くなります。
そういった配慮が行き届いているかどうか、冒頭の「店頭に山積み」の店はどうやらかなり抜けている危険性があります。
これも川瀬さんが書かれているように、「1店舗でも食中毒事故を出せば業界全体の信用がなくなる」ことにもなり兼ねません。
今からでも工程や販売形態を十分に見直し、くれぐれも事故のないようにお願いしたいものです。