爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

日本も重大局面へ、東京で外出自粛

海外で爆発的感染拡大が起きている中、日本は比較的それが少ないかのような状態だったので油断があったのでしょうか。

ここ数日で特に東京などで急激な感染者発生が相次いでおり、小池東京都知事が週末の外出自粛を求めるということになりました。

 

この影響でスーパーでの食品などの買い占めも発生しているようです。

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まだ治療薬の見込みも立たず、ワクチン製造までは相当な時間がかかることが予測される中、日本だけが鎮静化するとは考えられなかったのですが、本当に感染拡大が起きているのでしょうか。

 

特に大阪兵庫などでの危機感を持った対応が行われる一方、東京はややその感覚が弱かったかのようです。

花見の名所には宴会はしないものの多くの人が出歩き、繁華街にもいつも通りの人出があったとか。

ちょっと油断が大きすぎたのかもしれません。

 

ただし、今まで言われてきた「検査回避」がオリンピックの延期が正式に決まったことで解禁されたという疑いもあります。

それならば、実際には存在した感染者が表に出てきただけとも言え、状況はさほど変わっていないかもしれません。

まだしばらくは大きな動きが続くでしょう。

 

ついでにオリンピック延期について。

代表選出がすでに終わっているところでは、その代表をそのまま来年まで持ち越すかどうかでもめそうです。

選手の力のピークはごく短時間でしょうから、来年も同じ人間が最強であるということは無いというのが当然ですが、一方では選ばれた選手の権利?という問題もありそうです。

もうすでに、今回の選出方法に力を入れたマラソンはこのままの代表で行くという意志を表示しました。

まあ、どうせメダルには届かないでしょうからあえて混乱を引き起こすことは無いという判断でしょう。

メダルの期待が高い競技はそうはいかないでしょう。

卓球や柔道はその時の最強メンバーに入れ替えるということもありそうです。

 

なお、延期期間も政府内では安全を見越して2年という意見も出ていたとか。

しかし、安倍総理の強い意見で無理やり1年としたようです。

これは、当然彼の任期が絡んでいるのでしょう。

それがまた来年の大混乱につながるかもしれません。