爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「にゃん吉」さんのツイートより、幼児保育無償化というのは、平等ではないというのは気が付かなかった

ツイッターで厳しい指摘を続けておられる「にゃん吉」さんの、幼児保育無償化についての記事が出ていました。

ツイッターより引用)

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これによると、この無償化で恩恵を受けるのは比較的高給を得られている共働き世帯であり、専業主婦は保育園を利用することもできないために、まったく関係ないということです。

そして、それがおよそ半数も居るわけです。

 

確かに、もうほとんどの子供が保育園に通っているかのような感覚になっていましたが、専業主婦の家庭の子供にはその資格すらないわけですから、今回の無償化もまったく恩恵が無いわけです。

 

しかも、一昔前は「余裕のある家庭は専業主婦」というのが普通だったように思いますが、現在では「困窮する家庭ほど主婦の勤め先がない」ということになっているようですから、この幼児保育無償化というのは富裕層優遇という性格もあるのかもしれません。

家庭で保育をしている人に対して何も策が無いのが「全世代型社会保障」なんでしょうか。

いかにも、多くの人々への配慮というものとは縁がない政権の性格を反映しているような事例でした。