「桜を見る会」にまつわる疑惑を言い続ける野党や(ごく一部の)メディアに対して、「こんなことをいつまで言っているのか」ということを言う政権応援団がいますが、そいつらの言い分には怒りを覚えていました。
しかし、政府の来年度予算というものを見せられて、「桜を見る会疑惑」どころではないということに気づきました。
こんな政権をそのままにしていたら、将来安心して桜を見ることもできなくなるかも知れません。
過去最大の規模となるのは間違いなく、その理由としては社会保障費や防衛費の増加が大きいということです。
財政を持ち直さなければならないという意識など完全に消え失せています。
もはや、将来を見据えた政治というものは無くなってしまったのでしょう。
防衛費の伸びにはアメリカからの兵器調達のトランプの押し売り効果はまだ入っていないのでしょうか。
そうなるとさらに将来の防衛費増加が約束されていることになります。
社会保障費の伸びも高齢者増加から仕方のない面はありますが、「全年齢対象の社会保障」はどうなったのでしょう。
幼児教育・保育の無償化は、消費税率アップの言い訳として持ち出されたのではないでしょうか。
それにも関わらず財源が不足しているのはなぜでしょう。
キャッシュレス決済のポイントに向ける分が足りなくなったとか。
消費税とはなんの関係もないキャッシュレス化という、一部業界(安倍のお友達)に利するようなことで財源を圧迫しているのではないでしょうか。
しかも、歳出が膨張する一方で、税収が増えないということです。
そのために、本年度の補正予算分すら赤字国債に頼らざるを得ないばかりか、来年度予算にも国債発行を当てます。
アベノミクスとやらの効果はどこに行ったのでしょう。
米中の貿易摩擦で国際経済が縮小などと口実を言いますが、そもそも何も経済活性化をしていないのですから、何度も言っているように幻のアベノミクスであったということです。
この経済状況はすでに失政だったことの証明が明らかになったということでしょう。
政権や自民党の腐敗ぶりが明らかになっても、「経済は安倍政権」などと言って政権を支持し続けている人々も、そろそろ目を覚まし現実を直視してくれなければ日本の将来が無くなります。
野党なども「桜を見る会」などにいつまでも関わらずに政権の本当の失政を追求すべきでしょう。