爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

首相発言もはや論理崩壊。トランプには憲法の話をしていると弁解、それは憲法を変える理由の説明?

日米安保体制についてトランプがあれこれ発言し、安倍にも話をしているといった内幕までバラした事に対し、安倍首相は言い訳のつもりか「トランプには最初に会ったときから憲法自衛隊のことを説明している」と語りました。

www.nikkei.com

この発言の意図がどこにあるのか。

 

本人の意向としては、「トランプには日本の憲法上の制約から自衛隊アメリカの防衛のために使うことはできないと十分に説明しているので、このところのトランプ発言はなにかの間違いだ」と言いたいのでしょうか。

 

しかし、彼が別のところでしつこいほどに発言している「憲法改正の必要性」と合わせれば、その意図とは全く逆の(というか、それが真意)意味になります。

 

つまり、「だから、一所懸命憲法を変えて、アメリカさんの意に沿うようにしたいとがんばっています」でしかありません。

 

このような、まったく弁解にもならない話をして説明していると考えているのでしょうか。

もはや論理崩壊(まあ、前からでしょうが)

以前から「倫理」の方は完全に崩壊しているのはよく分かっていましたが、「論理」の方も地に落ちたようです。

 

まあ、景気景気しか頭にない欲ボケ日本人にはお似合いの首相なんでしょうが。