4月29日に北朝鮮は弾道ミサイル発射を行ない、空中爆発を起こし失敗したと見られますが、北陸新幹線や東京地下鉄が一時停止したということをニュースでも流していました。
私もこの反応には違和感を覚えたのですが、賀茂川耕助さんは「危機をあおるものだ」と一言で喝破しています。
3月にアメリカ軍は韓国との最大規模の演習を北朝鮮のすぐそばで行っています。
さらに、原子力空母カールビンソンを展開、またシリアへのミサイル攻撃も北朝鮮への牽制であると明言等々、あきらかにアメリカ側が北朝鮮を挑発しています。
核開発を放棄したイラクのフセイン政権、リビアのカダフィ政権が崩壊させられたということも、北朝鮮がどうしても核開発を続けたい動機となっています。
安倍首相は「北朝鮮に対話をさせるために圧力をかける」と話していますが、対話をしようとせずに軍事圧力を強めているのはアメリカです。
とはいえ、トランプに対話を期待するのは無理でしょう。
賀茂川さんの言うとおりなんですが、なぜトランプや安倍がその道を取り続けるか、そこも言ってほしかった思いがします。