賀茂川耕助さんのブログ、最新タイトルは「民主主義を取り戻すには」です。
安倍が政権を取り戻す際のフレーズで「日本を取り戻す」と言う文句には不快感しか感じませんでした。
誰から何を取り戻すのか、取り戻すと称する者はだれなのか、はっきりと明示しない語感だけのような言葉でしたが、ここにきてその意味もはっきりしてきています。
賀茂川さんが取り上げているのはモリカケ問題ですが、そこでは首相と親しいと言うだけで数億、数百億の国費を手に入れた連中の手口を紹介しています。
これらは賀茂川さんが言わなくても当然糾弾されなければならないことです。
本来ならどちらか一方でも行政をゆがめたとして国政調査権が発動され、首相が辞任に追い込まれるくらいの問題である。さらにこの決裁文書も交渉記録も官僚の手で改ざんが行われ、それでも誰も責任を取ることなく、財務大臣までも「書き換えられた内容を見る限り、改ざんとか、悪質なものではないのではないか」と開き直る。
私も以前から強調しているように、お隣の韓国では同様のことをした大統領が逮捕され裁判にかけられそのお友達も起訴されています。
日本ではそれができる状況にはなりそうもありません。
日本に帰化はされていますが、外国出身の賀茂川さんに言われなければならないということには、非常に恥ずかしいものを感じます。(賀茂川さんを批判しているわけではありません。日本生まれ育ちの人間たちに対しての苛立ちです)
記事の最初にもあるように、安倍のフレーズは「美しい日本」でした。どこが美しいことやら、非常に醜いものとなってしまいました。
数日前の世論調査は衝撃です。
森友問題は解決したかという問いには大多数のものがNOと答えているにも関わらず、安倍内閣支持率は上昇し、非支持派を逆転しました。
それを報じる新聞のタイトルに「モリカケ問題にいつまでも囚われる野党に反発?」
何を言っているんでしょう。
いくら追求しても何も答えていないのは政権側であり、これで止めるわけには行かないのは当然です。
ますます、日本という国、その人々が嫌になるような状況です。
賀茂川さんはあの汚い安倍から「日本を取り戻す」には民主主義の原則に則り、声を上げ、投票で示すしかないとしています。
私には平安時代の昔の人々のように、政治家の汚濁を罰するかのように大地震が連発しているかのように思えます。してみると、この次はいよいよ東京都心を震源とする大直下型地震でしょうか。