弁護士で東京経済大学教授でもある村さんが2007年に著した悪質商法の実態です。
オレオレ詐欺の名前を変えるというニュースが最近流れていましたが、少しずつ形を変えながら多くの被害者を生み出しているのが悪質商法です。
ほとんどの被害者が自分だけは大丈夫と思っていたという話ですが、やはり現状でどのような事件が起こっているのかということをできるだけ多く知っておくことが万一の事態を避ける助けになるのではないでしょうか。
とにかく、騙してやろうという加害者の方も必死でやっていることですので、生半可な知識だけでは対抗できないかも知れませんが、警察や自治会、NPOなどが力を合わせ、講習会などをやっていくことも必要なのではないでしょうか。
なお、こういった悪質商法被害者は老人が多いのはもちろんですが、若者やサラリーマンも相当被害にあっているようです。ねずみ講やデート商法などは若者がターゲットですし、資格商法はサラリーマンを狙います。このような人達は老人相手の講習会とはまた違った対策が必要でしょう。
だれがどういう風に取り組むか、偉そうにしている○○知事あたりがしっかりしてくれなければいけないことではないでしょうか。