爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「資源インフレ」柴田明夫著

丸紅経済研究所長の柴田さんの2006年の著書です。
石油の値上がりは目立ちますが、それ以外の鉄鋼、金属、食糧まで、資源という資源はインフレの状況にあります。
大きな要因は中国の発展で、それも資源浪費型の成長なのでさらに影響が大きくなるようです。
この本からさらに7年経ちますが、依然として同じ様相です。

アメリカや中国がエネルギー戦略を策定し進んでいるのは明らかです。エネルギーが全く乏しい日本はより考えなければならないのに、それを放棄しているようです。